とくに(@t0kni)です。
起業家大学生として世の素晴らしいものをブログで発信しています。
この記事を読んでいる皆さんにはスタートアップカテゴリの記事は有益だと思いますのでぜひ読んでいってください。
今回は僕が60期として卒業したWILLFUを、卒業生の目線でどんなところなのか解説していきます。
WILLFUってどんなところ?
起業をゼロから学べる学生専門のスタートアップアカデミー
WILLFUは学生起業家を育てる専門塾です。
大学1〜4年と大学院1〜2年を対象としており、半年で3回の起業経験を踏まえながらノウハウをゼロから学べます。
起業するのに塾なんて必要ある?
って思う方、いると思います。
「起業したい」ただそれだけの人間には塾なんて必要ありません。
実はWILLFUの価値は起業塾ではなく、育成し選別する場としての部分にあると思っています。
WILLFUには若手で起業家精神旺盛な社員を求める有名企業や、VC(ベンチャーキャピタル)がスポンサーとしてついています。
こういった自力で事業をひっぱっていける人材を求めている組織にとって、WILLFUは有望な人材が集まった場所となります。
将来の代表取締役候補となる人材を真剣に探している企業なら、自社を受けに来る社員だけでなく、より有望な人材を積極的に探しますよね。
WILLFUはそういった組織に人材仲介をするという側面もあるのです。
野球やサッカーのプロチーム傘下に育成のためのユースクラブがあるようなもの。
これがWILLFUの生み出している本当の価値だと私は考えます。
to C = 起業メソッドを教える大学生起業塾
to B = 優秀な実績を残した学生を企業に幹部候補人材として紹介
渋谷の真ん中、WiFi付き作業スペースのある綺麗な教室
WILLFUは渋谷駅から徒歩3分、新大宗ビル3号館にあります。
新大宗ビルはスタートアップの出世ビルとして知られ、
- BASE, Inc.(ECサイトのBASE)
- TECH CAMP(まこなり社長)
- Skyland Ventures(起業しろおじさん)
などの有名企業を輩出してきました。
そんな起業の聖地とも言える場所で半年間、コワーキングスペース付きの教室に通うことになります。
WILLFUに向かうエレベーターに乗り合わせているその人はベンチャーキャピタルの社員さんや、有名ベンチャーの社長さんだったりするわけですね。
受講生と卒業生しか入れないFacebookコミュニティ
WILLFUの受講生は初回の授業で非公開のFacebookコミュニティに招待されます。
そのコミュニティは、WILLFUの受講生と卒業生、そして社員さんだけで構成されています。
社長の石黒社長がスタートアップ関連の情報を共有したり、受講生と卒業生が互いに活動のフィードバックを求めたりするコミュニティとなっています。
そこで得られる情報はまさに学生起業の最前線で、受講しないと手に入らない人脈の宝庫と言えます。
企業の支援体制
WILLFUはたくさんの大手企業がスポンサーとなっています。
言わずと知れたリクルートジョブズやサイバーエージェント・クックパッド、パズドラ創業者の孫泰蔵氏の企業もあります。
こういった企業はWILLFUの経営を支えていると同時に、有望な受講生がいないか見ています。
WILLFUでは半年のうちに3度起業し、その収益をランキング形式で競わせます。
結果を残せれば、スポンサー企業やその他WILLFUの繋がりから便宜を計ってもらえます。
その場で結果がでなくても、実力をつければいくらでもアピールする機会があります。
WILLFU出身の学生起業家
WILLFU出身の起業家の一部を紹介します。
河東 誠 株式会社BrickWall 代表取締役社長
浅草の日本初”モノを壊せる”「REEAST ROOM」
林 徳真 株式会社Plott 執行役員
Youtubeで「テイコウペンギン」がバズ。
https://www.youtube.com/channel/UCUTgXNqRBqR33D5q10DfQXw実は高学歴集団
WILLFUの受講生は実はかなりの高学歴集団です。
私が受講した時には、20人程度の同期の中で早慶がボリュームゾーンで10人程度、東大含む旧帝大とMARCHが1~2人程度ずつでした。
おそらく高学歴な方の情報感度の高さと、家庭の経済状況や起業への理解がこうした偏りを生んでいるのだろうと思います。
しかしながらそれ以外の大学の受講生もよく売上高ランキング上位で見かけたので、高学歴でないと活躍できないフィールドではなく、むしろ個性がなく埋もれやすいのかも知れません。
起業意識のある人は必然的に高学歴が増えてくるのかも?
去る者追わず
ここまでWILLFUの比較的ポジティブな側面を紹介してきましたが、ここでWILLFUのネガティブな側面についても紹介していきます。
WILLFUでは、カリキュラムがきつくなって脱落してしまう受講生が出ても手厚いケアをしたりすることはありません。
「起業以外にもっとやりたいことがあるならそちらに打ち込んだ方がいい」と、指導してくれる社員さんも考えているようです。
WILLFU受講中はとても忙しく、時間に追われ、モチベーションの維持が大変になりやすいと感じました。
合わなければやめてしまって次の挑戦をするのも賢明な判断だと思います。
料金は分割払いにした場合、受講を途中で辞めればそれ以降の受講料はかかりません。
始める段階で一括払いした場合も退塾すれば料金分は返ってくるので、料金の支払い方法についてはわりと良心的だと思います。
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