楽天UN-LIMITを契約し、実際に使ってみて感じた楽天UN-LIMITの特徴や問題点、実用的な使い方について書いていきます。
Twitter(@t0kni)もやっているので、そちらも合わせてよろしくお願いします。
楽天UN-LIMITってなに?
楽天UN-LIMITは楽天の主力通信キャリアで、楽天の基地局を使えるエリア内の通信が完全使い放題で先着300万人無料キャンペーンを行なっているプランのこと。
ドコモ・KDDI・SoftBankに追いつき追い越そうとしている注目のキャリアだよ。
今回はそんな楽天UN-LIMITを実際に使ってみての感想&レビュー。
楽天UN-LIMIT 楽天エリアの通信速度は?
楽天エリア内での通信速度を計測した。
14Mbps/26Mbps(down/up)
コロナの影響で自粛真っ只中の東京での計測結果なので、普段通りならもう少し速度が出そう。
この水準をキープしてくれれば普通に金払っていいレベル。
ちなみにパートナーエリアはKDDI回線なので、通信速度はそちらに準したものになる。
SMS・通話ができない?
楽天モバイルは1年間無料で通信と電話が使い放題という名目だが、要するにこれは大規模なβテスト。
楽天は頻繁にメンテナンスを行なっており、少しずつ改善されているようですがSMSや通話ができないユーザーはいるようだ。
俺が使っているSIMもしばらくSMS・通話共に使えなかったが、3日ほど放置していたらいつの間にか使えるようになっていた。
電話回線の開通、整備が間に合っていないようなので、気長に待つべし。
楽天回線は都市でもカバー率が課題
楽天回線に繋がる場所では楽天回線で十分すぎるバフォーマンスを発揮する。
しかし、建物の中や少し物影になると楽天の電波は届かず、パートナーエリアに切り替わってしまう。
「どこでも高速通信」というには、まだまだ基地局不足を感じた。
ただ、パートナーエリアとの切り替えはスムーズで接続自体はあまり気にならなかった。
電話など、切り替えがネックになる場合は気になるかも。
低速モードの通信も実用範囲内
楽天UN-LIMITではパートナーエリアでの通信は月に2GBまでと制限されている。
2GBを使い切るか、急がない時にデータ消費をしないように設定したとき、最大1Mbpsでの通信となる。
いわゆる通信制限状態だが、実際に1Mbps出ていれば動画の視聴や軽めのアプリのダウンロードなどはこなせる。
ただ、あくまで最大速度なので実際はかなり遅いのではないかと思い、測定してみた。
860Kbps/13Mbps(down/up)
ダウンロード速度はかなり1Mbpsに近い。
ダウンロードするものによっては多少遅く感じるかもしれないが、Youtubeくらいなら使える。
実用範囲内の速度なので、パートナーエリアではデータ制限モードがおすすめ。
4月22日からはパートナーエリアの通信可能量が2GB→5GBへと拡張
2020/04/22からはパートナーエリアで5GBまで高速通信を行える。
5GBあれば、ヘビーユーザーでなければパートナーエリアだけで月の通信量をまかないきれる。
家や職場が楽天エリアに入っていればその分の通信量は消費されないので、WiFiを使う必要がなくなるレベル。
まとめ
楽天UN-LIMITはデータ通信に関しては結構いい感じだが、通話とSMSには不安が残る。
2020年4月の段階では、まだメインスマホに使うSIMとして力不足を感じる。
現状から用途を考えると、楽天エリア内でのモバイルルーター代わりに使うのが最適。
1年間無料で解約金・違約金もないので、サブスマホに挿しておくと非常に便利に使えそうだ。