LINEモバイルはLINE株式会社が手がける格安SIMです。
その魅力としてはやはりSNSのパケットが使い放題になることですが、格安SIMの宿命として通信速度が遅いのではという懸念があります。
【検証】LINEモバイルの通信速度
実際にLINEモバイルと契約し、通信速度を検証して行きます。
使用した通信速度チェッカーはfast.comです。
計測時間帯 | 通信速度(平日) | 通信速度(休日) |
0時帯 | 120Mbps | 13Mbps |
5時帯 | 131Mbps | 101Mbps |
7時帯 | 1.8Mbps | 2.5Mbps |
9時帯 | 1.7Mbps | 2.3Mbps |
12時帯 | 2.9Mbps | 1.7Mbps |
15時帯 | 4.9Mbps | 12Mbps |
18時帯 | 5.0Mbps | 2.0Mbps |
20時帯 | 5.0Mbps | 1.5Mbps |
22時帯 | 1.3Mbps | 0.9Mbps |
23時帯 | 2.4Mbps | 1.3Mbps |
計測結果、LINEモバイルの通信速度は
平日の最も速い時間で131Mbps、最も遅い時間で1.3Mbps
休日の最も速い時間で101Mbps、最も遅い時間で0.9Mbps
という結果になりました。
【結果】意外と高速だった
LINEモバイルは基本的に遅いと言われることが多いのですが、検証結果は意外にも高速だったという結果になりました。
LINEモバイルでは定期的に利用者アンケートを行なっており、回線の速度や価格設定に対する満足度を聞いてきます。
通信速度が他キャリアと比べ相対的に遅くなれば、回線を拡張したりする改善を行なっているようです。
【考察】LINEモバイルはコスパが良い
今回の検証の結果出た通信速度は、動画視聴やSNS利用・FPSゲームなどを行なっても快適と言える水準でした。
LINEモバイルが遅いと言われるからにはおそらく遅かった時代もあるのでしょうが、少なくとも現在改善されているということは、快適に使ってもらおうという意思を感じます。
そもそも格安SIMの立ち位置として値段では大手より安く優秀ですが速度は劣るという特徴があります。
結果的に問題ない速度で通信できていれば、十二分にLINEモバイルは使う価値がある格安SIMだと考えられます。
また、利用者のターゲティングがはっきりしており、「主にSNSで通信量を消費しているユーザー」が得する料金プランになっています。
これは一考の余地ありどころか、SNSユーザーなら使っとくべきというレベルです。