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【DreamEgg CF-8010 購入レビュー】中国製 空気清浄機のコスパを侮るな

部屋の空気は僕の体調に大きな影響を与えている。
そんなことに気づかせてくれた、格安空気清浄機をレビューしていく。

目次

なぜプラズマクラスターを買わなかったのか

日本人として、「空気清浄機ならとりあえずプラズマクラスターじゃない?」と思う人が多いかと思う。
実際、僕も全く同様のことを考え、プラズマクラスターの加湿空気清浄機の購入を検討していた、がしかし、ちょっとお高め。

「安く買える空気清浄機の性能ってどうなんだろう?」と気になるけど、安物買いの銭失いにはなりたくないって人は、他人のレビューを探すはず。
ということで僕が購入し、ありのままのレビューをする。もちろん自腹。

買ってみてわかったことなんだけど、中国製の空気清浄機も結構いいんだよってことを伝えられたら嬉しい。

中国の空気清浄機事情

今、中国や韓国では日本よりはるかに空気清浄機市場が大きくなっている。
原因は大気汚染、PM2.5だ。

大気汚染された街の風景

日本医師会が運営するサイトによると、PM2.5は以下のように説明されている。

PM2.5というのは直径が概ね2.5μm(マイクロメートル)(1μm=1mmの千分の1)以下の超微小粒子です。

PM2.5は髪の毛の30分の1くらいの微小粒子のため、肺の奥深くまで入ってしまいます。そのため、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患に影響を及ぼしたり、肺がんのリスクを高めたり、不整脈など循環器系への影響も懸念されています。

引用元 – 健康の森 (https://www.med.or.jp/forest/keyword/pm25/index.html)

要約すると、「小さすぎるのはヤバイ」ってことだ。

日本は気流の関係でそれほどたくさんのPM2.5は来ていないんだけど、主な発生源である中国や、隣の韓国にはシャレにならないほどのPM2.5が飛んでいる。

どのくらいヤバいかというと、中国人の友達が日本に来て「空が青い!」と言って感動するレベル。

2020/05/09のPM2.5マップ

執筆時のPM2.5マップ tenki.jpより

そんなこんなで、中国や韓国では室内の空気清浄機の需要が非常に大きい。
家庭用空気清浄機として求められる性能も、確実に日本よりハイレベルだ。

何が言いたいかというと、「日本産にこだわらず、比較的安めな中国製品でも案外性能は担保されてるんじゃないの?」ということ。
日本市場と比べ、研究開発の切羽詰まり方が全く違うじゃないか。

DreamEgg CF-8010

今回購入した【DreamEgg CF-8010】のDreamEggは中国家電メーカーのブランド名。
日本での主力製品は空気清浄機みたいだ。

使用フィルタ

使用されているフィルターは、プラズマクラスターと同じHEPAフィルタ。
フィルターの網目は0.1μmまでの粒子をキャッチできる。
PM2.5はその名の通り0.25
μmなので、しっかり対応している。

空気清浄機って言っちゃえば扇風機使って部屋の空気を効率よくフィルタで濾過する装置だから、フィルターが最重要だ。

気に入ってる機能

DreamEgg CF-8010を購入するにあたっていいなと思ったのが、ナイトランプ(常夜灯)機能。

枕元でオレンジ色の光が広がってるのは嬉しいもんだ。
デザイン自体はこんな感じでわりとお洒落な印象を受けるので、モダンなランプが同時に空気を濾過してくれてる感覚になる。

Dream Egg 常夜灯モード

紫外線除菌は気休め

DreamEggには、フィルターの中に紫外線ランプがついていて除菌してくれる機能がある。

ただ、これは空気清浄機の中を覗いたときに青いランプを確認できるくらいで、どの程度の効果があるのかは感覚ではわからない。
気休めとしか感じられない。

レビュー:ちゃんと仕事してくれる

実際に使ってみて、結構しっかり仕事してくれてるみたいだと感じる。

DreamEgg CF-8010を稼働させてからの一番大きい影響は、部屋の中にホコリが積もらなくなったこと。
僕の部屋はちょっと使わなかっただけでテキストにうっすらとホコリがかかっていたのだが、息を吹きかけてもホコリが舞わない。

また、昼間に太陽光が差し込む窓際で大量のホコリが舞っていて息をしたくなくなった経験が何度かあるが、それから解放されたのは大きい。

DreamEgg design

匂いにも効果あり

俺が買ったDreamEgg CF-8010の付属フィルターは防臭効果機能もついていて、活性炭の層を通すことで匂いを消してくれる。
効果を確かめるための実験をしようかと思っていたのだが、効果は明らかだったのでわざわざ実験しなくてもいいか…となった。

カップ麺を食べた後の部屋で稼働させると、3分ほどで匂いが消える。
鍋パの後にあると嬉しい。
タバコは吸わないのでわからないが、多分タバコにも効果あるだろうなと思える効き目だ。

花粉・動物臭への対策

空気清浄機を使う用途として、「花粉症の症状を和らげたい」や「ペットの匂いや動物毛アレルギー対策をしたい」といった用途もあるだろう。

僕はそのどちらも該当していないので直接効果がこうだったとは言えないが、Twitterの反応やAmazonレビューを見る限り、しっかりと効果がありそう。

網目が0.1μmのフィルターなら、花粉や動物臭・アレルギー対策はしっかりできると思われる。

DreamEgg CF-8010の不満点

もちろんサクラじゃないので不満点もしっかり書かせて頂く。
最大の不満点は、結構うるさいこと。

これが唯一最大の不満だ。

DreamEgg CF-8010は静音設計を謳っている製品だが、出力を最小にしないと結構なファンの回転音がする。
僕は24時間付けっ放しにしているんだけど、部屋がカップ麺で臭いor音楽を流したりしてない限りは常に最小出力にしている。

寝るときなんかは絶対に最小出力じゃないと気になって眠れない。
逆に言えば最小出力なら気にならないということにはなる。

静音性をとるなら、おそらくプラズマクラスターを使った方がいいと思う。
プラズマクラスターの加湿空気清浄機もうるさいというレビューがチラホラ見えたが、加湿機能をオンにしない限りはそこまでうるさくなさそう。

静音性を重視する人はプラズマクラスターを買っておこう。

メンテナンスの手間は圧倒的に少ない

僕が最終的にDreamEggを選んだ理由は、手入れの手間の少なさにある。

比較対象として考えていたのは以下の2つ。

  • プラズマクラスターの加湿空気清浄器
  • プラズマクラスターの空気清浄機(加湿機能なし)

最初は加湿空気清浄機が欲しかったのだが、どうやら加湿機能がつくと異臭が発生しないようにするため、半年に一度ほど加湿機構をクエン酸で洗浄したりする手間がかかるらしい。

加湿器の掃除をする様子

加湿器内部の掃除をしている様子。拾ってきたフリー素材です。

加湿器と空気清浄機を別々に運用していれば、加湿器が臭くなったら新しいものを購入すればいいし、空気清浄機にかかる手間はフィルターの交換だけ。
フィルターの交換はAmazonで購入するだけで、届いたらあとは元のフィルターを捨てる手間がかかる。
もし加湿機能の洗浄なんて手間があったら、クエン酸を買って風呂場で水に浸け、垢を擦り乾かすことになる。

圧倒的に、加湿器と空気清浄機は別の方が楽。
プラズマクラスターだろうと空気清浄機のフィルタ交換は必要だし、加湿機構が臭いせいで空気清浄機能も使えないというAmazonのレビューを読んだので、加湿空気清浄機はやめた。

プラズマクラスターの加湿機能なし空気清浄機は、カタログスペックを読む限りDreamEggと全く同じ。
プラズマを発生させる機構もないので本当に全く同じだ。

それならデザインが(個人的には)お洒落だと思えて、価格も安いDreamEgg CF-8010でいいじゃん。と思った。

保障も充実

DreamEgg CF-8010の取扱説明書と保証書

DreamEggは製品の保障も手厚い。
購入した時点で12ヶ月の無償保障と、公式LINEを友達に追加することで6ヶ月の追加無料保障を用意している。

よくある怪しい中華製品と違って、取扱説明書の日本語も完璧。
製品に印刷された運転ボタンの文字なんかも、日本で馴染みのあるフォントで馴染みのある書き方だ。

DreamEggは中国企業であるというイメージを完璧に隠している。
普通に使っている中では中国企業だと思えない。
普通に製品として、かなりのクオリティが出ている。

総評

DreamEggの安い空気清浄機を買って、後悔はしていない。

というか最近の電化製品は、日本製が最高スペックなことは多いんだけども、コスパでは有料中華製品には絶対に勝てない。
安物買いの銭失いになる可能性は年々下がっている。

空気清浄機にお金をかけたくない人、ブランドにこだわりがなくコスパを求めている人には確実にこちらの方がおすすめできる。

余談

ガジェットのバッテリー関係だと、日本製は価格も高いし質でも勝てず、定価の30%くらいの値段でAmazonにて投げ売りされているくらいだ。

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今の中国は、日本が欧米から「安かろう悪かろう」から「高かろう良かろう」の印象を持たれるようになっていったのと同じ段階だ。

欧米の人は多分こんな気持ちだったんだな…と思うと悲しくなるが、自然な流れではあるかと思う。
世界の工場の役割から完全に手を引き、次のステップに進むべきなんだろうなと思ったりする今日この頃だ。

読み返しそうなら、はてブでメモメモ。


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この記事を書いた人

勝後とくにのアバター 勝後とくに 会社員ブロガー

大学生の頃からブログを始め、現在はIT企業の会社員。
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