アメリカ発のスマホスタンド「iFLEX mini」がMakuakeでクラファンを実施していた。
すでにアメリカのAmazonなどでは普通に購入できるようだが、今回は国内流通第一弾という形でMakuakeや、他のクラウドファンディングで出資者を募集していたようだ。
面白そうだったので、ひとつ購入してレビューしていくことにした。
Amazonでも購入できるようになりました!
iFLEX mini はフレキシブルな板
iFlex miniは、簡単に言うと「手で折り曲げられるがスマホやタブレットの重さくらいじゃ曲がらない板」だ。
iFlex miniを使いやすい形に折り曲げ、そこに固定したいものを置くだけ。固定する場所やモノを選ばず、角度を自由に調整できる。
表面は摩擦力の強いラバー素材になっているので、滑り落ちてしまう心配もいらない。
Makuakeでのクラファンは大好評
iFlex miniのクラウドファンディングは、目標額の7000%以上の748万円を調達。
【サポーター数 ≒ 売れた数】なので、約2500人の早期購入者がいる計算になる。
iFLEX miniの基本形態(スマホスタンド)
iFLEXの基本となるのは滑り台のような形。
実際に使ってみて、どうやってもこれが一番しっくりくるように感じた。用途に応じて、滑り台の角度を調整するのがスマホスタンドとして使う場合の最適解。
iFLEX miniは幅広い端末で使える
iFLEX miniの特徴として、スマートフォンに限らず様々な端末で使える。
iPadやSwitchで使えるとMakuakeには書かれているが、使ってみるまではかなり懐疑的だった。しかし、実際にiPadで使ってみたところ、安定感は抜群だった。
ちなみにブックスタンドに使うことも可能だが、本とiFLEX miniの接地面に摩擦でダメージが入りやすいので、使用はおすすめしない。やるなら多少のページ折れなどが許容できる雑誌などにしよう。
iFLEX miniの負荷強度は必要十分
iFLEX miniは手で簡単に形を変えられる柔らかい素材だが、スマホを支えたりするのには事足りる必要十分な強度。
スマホをS字型に曲げて約240gのスマホを載せても大丈夫。
スタンドとして使った時より、iFLEX miniにかかる負荷はかなり大きい状態だが、耐えてくる。
iFLEX miniはどんな場所でも設置できる
使ってみると、iFLEX miniの最大の長所は設置できる場所の幅だと感じた。
普通のスマホスタンドでは設置できないような場所でも、iFLEX miniならではの掴むような設置方法が可能だ。
この方法で、飛行機や新幹線の前座席に取り付けたり、ジムのトレーニング機器にちょうどよく設置できるらしい。これには納得。
iFLEX miniは荷物にならない
iFLEX miniは、伸ばしてしまえばただの一枚の板だ。
しかも、毎回ぐにゃぐにゃに変形させて使うので、壊れるという心配がない。
荷物に追加してもコンパクトに収まる。
旅行の際に手荷物を減らしたいなら、iFLEX miniが最適な選択肢になってくるだろう。
iFLEX miniの内部素材が形状記憶型シリコンなので、空港の手荷物検査に引っかかる心配もない。
iFLEX miniの欠点は、ホコリが目立ちやすいこと
非の打ち所があるとしたらここ。
iFlex miniを使い始めてまず感じたのは、摩擦を増やすためのラバー材質でホコリが付着しやすく、色が濃青だと結構目立つこと。
手で擦ればホコリは簡単に取れる。若干清潔感に欠けるので、人の目が気になる場所で使うとしたら、購入時に濃い色は避けたほうが賢明。
まとめ:iFLEX miniのポテンシャルは使い手次第
iFLEX miniは新しいスマホスタンドの形態として、新たな可能性を開いてくれた感覚。
「手で簡単に曲げられて、スマホやタブレットくらいの重さ(500g程度)では曲がらない板があったら便利だな」と思ったことあるだろうか。
その「便利だな」を見事に体現してくれていて面白かった。
旅行・アウトドアに最適
iFLEX miniが最も輝くのはやはり、旅行先やアウトドアになりそうだ。
というか、もともとスマホスタンドは持っていたこともあり、自宅ではあまり役割がない。
荷物としてかさばらず、どんな端末でも対応できる強みが活かせるのは外出時だ。
俺のiFLEX miniはカバンの中が定位置として定着しそうだ。